2021年新入社員研修のはなし


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はじめに

KADOKAWA Connected 人事の坪田です。2021年4月で3期目に入った当社に、12名の新入社員にご入社いただきました。当ブログでは新卒研修のことを少しご紹介いたします。

2021年新入社員研修

KADOKAWA Connectedとしての新卒採用活動は21新卒からスタートしたので本年の入社者が1期生です。職種は全員エンジニア職で、様々なバックグラウンドを持った方々にご入社をいただきました。

まず研修についてご紹介する大前提として、新型コロナウイルス感染症の拡大が続いていることから研修はオンライン中心での実施としています。また新卒研修の期間は3ヶ月で、大きく非技術研修と技術研修の2つに分けて実施しています。

非技術研修

このパートではKADOKAWAグループのインプットとKADOKAWA Connectedのインプット、大きく2つに分けて実施しました。

KADOKAWAグループのインプット

4月1日にはところざわサクラタウンで開催されたグループ会社7社合同での入社式に参加しました。実施形式はリアルとオンラインのハイブリット型で、リアル希望者はところざわサクラタウンでの参加を、オンライン参加希望者はWeb会議システムを通じて参加しました。(実はこういった社内イベントの配信も、KADOKAWA Connectedが一部支援しています。)

その後はKADOKAWAとKADOKAWA Connectedの合同研修にて、KADOKAWAグループの経営層の話のほか、グループ全体や各事業局の説明、そしてSlack, Confluence, Google Workspaceといった社内で利用しているICTツールのレクチャをオンラインで受講いただきました。

KADOKAWA Connectedのインプット

KADOKAWA Connectedの経営層や各事業責任者による事業紹介のほか、人事制度や各種規定など社内ルールについて、そしてビジネススキル等をインプット。また全社向けにオンラインでの自己紹介も実施いただきました。学生時代や趣味の話のほか、きのこ派orたけのこ派、好きなエディタ、など話は多岐に渡りました。(なおこういった社内イベントでは、毎回Slackのチャンネルが作成され、そこで実況やコメントがされます。以下は当日Slackのとあるシーンのキャプチャです。) f:id:kadconnected:20210430162137p:plain

ここまでが概ね2週間で、4月の中旬から6月下旬までが技術研修となります。

技術研修

技術書/講義/ハンズオンによるインプットと、いくつかのチームに分かれてのチーム開発実践(アウトプット)の大きく2つに分けて実施しています。技術研修は現場のエンジニア社員が中心となって企画/実施しています。「やっと手を動かすことができる!」ということもあってかより楽しんでいそうな印象です。

人事として実施してよかったと思っていること

オンライン中心の研修にはいくつかのプラクティスがあると思います、その中で実施してよかったことを3つ紹介します。

  1. 休憩時間を多めに設定する
    お昼休み以外の、講義と講義のあいだの休憩時間を仮に10分とした場合、講義を聴くための準備(開始時刻までにWeb会議システムに入る 等)のために、実質的に休憩が7分前後となるケースが多々あると思います。これが続くとホッと一息つくことも難しいと捉え、15分-20分程度の休憩時間が取れるように意識して調整していました。

  2. 講義の後に感想をシェアする時間を設ける
    オンライン研修だと講義中心となる傾向が強いと思います。これが続くとある程度質疑応答でインタラクティブな形をとったとしても、基本的にはインプットし続けるのみとなってしまいます。そこで、いくつかの講義の後に20分もしくは30分程度、3-4人1組で研修の感想をシェアする時間を設けることで、インプットした内容をまず口でアウトプットいただく時間を設定しました。なお、新卒同士でのコミュニケーションの機会にもなればと良いと思い、シェアする時間を少し長めにすることで、感想のシェアから派生した雑談も起こることも少し期待していました。

  3. 全体での質疑応答の場を設ける
    新卒研修では講師の方が代わる代わるやってくることが大半だと思います。その都度質疑応答の時間等があるものの、「Bの講義とCの講義を聞いた結果、Aの講義で言っていた〇〇の話は■■と解釈するのが本来なら正しいのだろうか?」など、事後的に質問が出てくるケースがあるので、それらを払拭できるように「これまでの講義で不明点がなかったか、聞きたいことはないか」を休憩時間の前後に都度確認するようにしていました。また全体の場で聞きづらいこともあると思うので、日報の項目にも「不明点・気になる点」を追加してヒアリング・回答することを大切にしていました。

さいごに

KADOKAWA Connectedをファーストキャリアに選んでくれた12名の方が実力をメキメキ伸ばして活躍いただけるよう、会社としても全力で応援/支援していきたいと思います。

KADOKAWA Connectedでは、現在新卒2期生の採用活動も実施しております。 KADOKAWAグループのエンジニアリングに少しでもご興味がある新卒の方は是非エントリーください。ご応募お待ちしております!

○2022年新卒採用(エンジニア) - 株式会社KADOKAWA Connected