はじめまして、HR課の後藤です。本日は、新卒採用関連のお話です。
先日、2024年新卒採用の募集要項を公開しました。就職活動中の学生の方はぜひ求人情報もご覧ください。
最近の私の仕事は、新卒採用の説明会運営や、1dayワークショップの準備などです。また、表に見えない仕事として、新卒採用におけるWebコードテスト(HireRoo)の社内導入をしています。今日は選考にあたって役立つ情報をお伝えしたいと思います。
この記事を通じて伝えたいこと
- 新卒採用においてコードテストを行う理由
- Webコードテスト突破のためにできる準備
Webコードテスト導入の背景
当社の新卒採用では、第一期生の2021年から、昨年の2023年採用に至るまで、ずっとコードテストを選考試験に取り入れていました。
Webの一次面接時に、画面共有しながらライブコーディングをしてもらい、書いたコードについてエンジニアと対話してもらう形式で実施していました。
思わず「えっ、怖い…!」と感じた、そこのあなた。
同様の感情を抱かれる方もおり、対策として導入したのが、書類選考前のWebコードテストです。Webコードテストの難易度は、一次面接で行うものより少しだけ難しくしています。一次面接は、ライブコーディングという慣れぬ環境なのに比べ、Webコードテストは心の準備をし、本来の実力を発揮しやすいであろうという点で、難易度を設定しています。
書類選考前のWebコードテストを通過された方は、自信をもって、一次面接にご参加ください。
参考:当社の選考フロー
- (任意)説明会参加
- 書類提出
- 初期情報登録
- Webコードテスト ★2024年採用より開始
- 適性検査(性格診断タイプ)
- 書類選考
- 一次面接
- コードテスト ★ライブコーディング
- スキルチェック
- 質問会
- 二次面接
- スキルチェック
- キャリア感や、将来挑戦したいことの確認
- 質問会
- 最終面接
- 内定
「Webコードテストがあるのなら、一次面接のライブコーディングも必要?」と思われるかもしれませんが、当社の一次面接では、書いたコードについて対話しながら、技術力のチェックを行うため、必要なプロセスと位置付けております。
一次面接では、ライブコーディングに備えて、使い慣れたエディタ*1やIDEをご準備いただき一次面接にご参加ください。尚、使用言語の種類は問いませんので、使いなれたものでご参加ください。
Webコードテスト突破のためにできる準備のご紹介
- HireRooのデモ受検をしてみる
公式のデモテストがあるので、事前に受検されることをおすすめします。
説明会後に共有する、当社受検ページ下方の テスト(デモ)を開始する からお試しください。
- 評価方法を確認する
コードテストを実施する企業によって、見たい指標は異なります。
受検前に表示されるメッセージに、明示されている場合があるため、当社に限らず確認してみましょう。当社の受検画面のメッセージには、下記の記載をしております。
この度は当社の選考にご応募いただきありがとうございます。
【コードテストの概要と採点基準について】
- 出題は4問、制限時間は100分といたします。ご自身が得意な設問・開発言語を選び、なるべく完答した問題を増やすことを目指してください。制限時間内で余裕のある方は、複数問題に挑戦ください。
- 本選考の採点基準は、〈正解率〉を第一とします。実行時の速度、メモリ使用量、可読性、保守性は、あまり重視しません。提出回数や回答時間の速さも重視しておりませんので、時間をかけて完答を目指してください。
- 各設問にヒントが表示される場合があります。ヒントの閲覧は当社の採点に影響しませんので、回答に詰まった場合はご覧ください。
- 使用可能な言語とバージョンはデモ内にあります。標準ライブラリは自由に使ってもかまいません。
-
- 当社のWebコードテストは、問題文を読み説き、正しく仕様に落とせる力を見ています。愚直解でもいいので、テストケースを全てクリアし、1問以上正答できるよう挑戦してください。また4問あるので、まず全問を確認し一番解きやすいものから順に回答することをおすすめします。
- 競技プログラミングとは違い、隠されたテストケースはありません。用意されたテストケースを全てクリアできるよう、テストを何度も実行しながら、提出いただいてOKです。
- 対応言語を確認する
HireRooの標準的な対応言語をご紹介します。HireRooで利用可能な言語のうち、当社では下記の言語を選択可能にしていますのでご参考まで。
C++, C#, Go, Java, JavaScript, PHP, Python, Ruby, Rust, Scala, TypeScript
授業や研究等では上記にはない言語しか使ってこなかった方もいらっしゃるかもしれませんが、Web業界やIT業界を目指す方であれば、上記のいずれかのプログラミング言語をある程度使えるようになると、必ず強みになると思います。ある程度自信が付いた後にご受検いただくのでも構いませんので、その旨人事までご連絡ください。
少し長く書いてしまいましたが、参考になればと思います。
*1:Vim,Emacs,VSCodeなど、派閥はありませんのでお好きなものを