2023年新卒エンジニア研修 〜非技術編〜


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はじめに

はじめまして!KADOKAWA Connected(KDX)2023年新卒社員6名です!

入社してから2週間ほどでICTツールの使い方や事業紹介など非技術系の研修が終わりました。研修はレクリエーションを除き、オンラインで行われました。

そこで、2週間の非技術研修を終えた私たちから、KDXおよびKADOKAWAグループに対して感じたことや各個人が受けた印象・面白いと感じた点を紹介します!

この記事を通じて、これから入社される方に少しでもKADOKAWAグループの雰囲気をお伝えできればと思います。KDXという会社をより理解していただけたら幸いです!

研修内容

主に以下の研修を行いました。

ICT研修

Slack、Confluence、Google Workspaceやビデオ会議ツール、その他社内業務システムの使い方の説明を受けました。

Newface Cafe

新入社員と既存社員が行う顔合わせです。事前に作成したプロフィールを用いて、社内に向けて自己紹介などを行いました。

先輩社員交流会

21卒や22卒の先輩を中心に、各部署の説明をしていただき、その後座談会を行いました。

オフィスツアー

銀座・飯田橋・五番町にあるオフィスを見学しました。東所沢のオフィスにはこれから行く予定です。

社長ランチ

社長の安本さんと会話をしながら一緒に昼食を食べました。ざっくばらんにいろいろなことを話せました。

事業説明

KADOKAWAと共通で受ける合同事業説明会とKDXの事業説明会がありました。

 

非技術研修を終えて

リモートでの研修

KADOKAWA・KDXでは在宅勤務が推進されており*1 、研修もリモートで行われました。社内ではSlackやビデオ会議ツールを使って活発的にコミュニケーションをとっています。

KDXは基本フルリモートです。リモートワークというと、社員とのコミュニケーションが希薄になるという懸念があると思うのですが、KDXの場合はSlackでのコミュニケーションが活発です。先日、KDXの全社集会がオンラインで開催されたのですが、発表中にSlackのチャンネルでコメントや質問が多数流れているのを見て、コミュニケーションがとても活発であることや、オンライン開催ならではの良さを感じました。僕自身は、Slackでの積極的な発言がまだ出来ていないので、フルリモートであっても多くの方とコミュニケーションを取れるように頑張ります。(三浦)

基本的にオンラインで進むので楽です。こまめに休憩もとってくれて、リラックスして研修にのぞめる分、事業理解や質問に注力できます。SlackやConfluenceといったツールを使いながら情報共有が積極的に行われています。ICTヘルプデスクという組織が社内にあり、ツールや業務システムなどでの困りごともSlackで問い合わせることができるというのもスムーズで良いです。グループ会社、特に親会社のKADOKAWAとは接点が多いため、事業説明を一緒に受けられたり、自社では得られないKADOKAWAグループの情報に触れることができます。エンジニアにとって重要なドメイン知識をたくさん吸収できる環境がこの会社の強みだと思います。(松井)

KADOKAWAの事業説明

KADOKAWAの新卒社員との合同研修もあり、KADOKAWAが掲げるグローバル・メディアミックス*2に向けた各事業の理解を深められました。

入社前には、研修はKDXのメンバーだけで行うものと考えていたので、KADOKAWAの社員の方々と共に研修を行うことで実際にKADOKAWAグループに入社したという実感を持つことが出来ました。合同研修では、KADOKAWAの各事業を担当されている方々が実際にどのような業務を行っているかなどの紹介がありました。特に興味深かったのが出版事業に関する研修で、編集者の方が日々どのような業務に携わっているかということやメディアミックスを行うまでのフローなどを知ることが出来ました。また、アニメ事業局の研修では、アニメの製作委員会の決定フローやまだ公表されていない作品の情報を知れたことが、印象に残っています。合同研修を通じて、KDXは一般的な子会社よりも親会社との距離が近い企業だと感じました。(中村)

アニメ事業局の研修は業界知識に疎い人でもわかりやすい構成です。アニメが生まれる過程や関わる会社の役割について、「Aという作品ではKADOKAWAはOOの役割を果たしているが別のBという作品ではXXの役割を果たしている」と具体的な作品名を出して教えていただきました。アニメ事業局が幅広くアニメ事業に関わっていることや、各役割での強みや業務内容についても知ることができます。アニメビジネスの潮流もとても分かりやすく説明いただき、これから先のアニメ事業局が目指すところを理解すると同時に、どのようにKDXが関わるのかを考えることもできました。出版事業局など他部署との繋がりもわかりやすく整理がされており、スムーズに理解できました。この研修を受講するとアニメ業界のビジネスモデルやマネタイズ方法など詳しく理解できます。わからないことがあっても、最後の質問時間にKADOKAWA、KDX関係なく自由に質問を行うことができて疑問解決に繋がりました。(菊池)

KDXの事業説明とKDX全社集会

KDXにはKADOKAWAのDXを推進する様々な組織があり、事業の説明や目指している組織像について紹介がありました。KDX全体としての目標や、その目標に向けて各事業がどのように関わるかなどを発表するKDXの全社集会も開催されました。

入社前までは、KADOKAWAのICTを担う企業、つまりSlackやGoogle Workspaceなどを導入して業務改善を推進する企業というイメージしかありませんでした。しかし、合同研修の事業説明やKDXの全社集会を通して、KDXの印象がガラッと変わりました。 まず、KADOKAWAがグローバルメディアミックスを推し進めていく上で、ボトルネックとなっているシステムや手続きが多く存在していて、この解消が急務となっています。また、従来の出版業界の常識となっていた流通の枠組みにも無駄が多く存在しています。このようなメディアミックスを大規模に進めるKADOKAWAだからこそ抱える問題や出版業界全体に蔓延している無駄のあるビジネス構造を変革することは非常に大きな価値があります。非技術研修の中でも、事業研修および全社集会ではこのような課題に対してKDXがエンジニアリングの力で本気で解決しようとしていて、そのために何をすべきかを常に考えている会社であることを肌で感じる有意義な時間でした。また、DXを進めるにはエンジニアリングだけでなく、人に浸透させることもまた重要です。(KDXメンバーが実施している)ICT研修では、KDXが効率的な業務を行う文化を醸成している現場を体験する良い機会になりました。(巨畠)

データを取り扱う業務をしたいと思いKDXのIntegrated Data Service(IDS)部を希望して入社しました。入社前のIDS部の業務イメージ*3は分析・予測を行う実行部隊でしたが、専門家として分析・予測を行う一方で、如何にKADOKAWAの編集・制作など「作る」現場でデータ分析を行えるようにするかを考えられているように感じました。社長の安本さんからも「データの利活用の状況について現場がデータを活用してコンテンツを生み出していくにはまだまだ。」とお話もあり、KADOKAWAという大きな企業に対して分析やツールの導入だけでなくデータの利活用を定着させるかを経験できることがKDXの面白み・楽しみな点と感じています。(松村)

おわりに

KDXの新卒の我々が非技術研修で感じた印象や面白い点をお伝えしました。この記事を読んで、興味を持った学生のみなさんと来年お会いできるのを楽しみにしています。

kadokawa-connected.snar.jp